2019年6月27日木曜日

ペナルティを無闇に恐れない

こんばんは、こうちゃんです。

ちょっと誤解を招きそうなタイトルではありますが、実際にそうなので、ひとつSEO初心者や、サイトやブログ運営を始めたての方などにこの言葉を送りたいです。
一時期、ブラックハットSEOなどと呼ばれる、
検索エンジン超大手のGoogleなどは明確に禁止している手法の数々を使って、検索順位を操作しようとする手法が流行った時代がありました。
ですが、現在では、ほとんどの小細工はGoogle先生には見破られ、
今でも他の小さ目の検索サイトなどですと、こうした手法により順位向上することもありますが、世界最大の検索エンジンであるGoogleの方で順位降下やペナルティをくらってしまっては本末転倒ですので、今ではほとんど見られなくなりました。

時折仕事などで、一時的にでも順位が上がり人々の目に触れれば、その後ペナルティを受けようが何しようが構わない、などという、話題性のためなどの無茶な依頼以外では、ほとんど見られなくなりました。

で、その上で、どうしてこのタイトルのようなことを言ったかというと、こうしたブラックハットSEOのおかげでペナルティを受けて順位が沈んだサイトや、悪質な場合、インデックス削除されたサイトがある、といった話のせいで、初心者サイト運営者が色々とサイトに試しに何かを入れるのすらためらってしまっている、という現実がちらほらと散見されるからです。
私のお客さんでも、〇〇すると順位が落ちるのでしょう、とか、インデックスから消されてしまうんでしょう、のように、むやみにペナルティを恐れて、本来サイトに施すべき施策も含めて、何もできずに足踏みしている方も多々います。
そうした方のために、まずはペナルティを恐れずに、と言ってみました。

ブラックハットSEOで、がっつりGoogleにペナルティをくらうほどになるには、
逆にしっかりブラックハットの手法を理解していないとですし、その手法を実行するにはエンジニアとしてまあまあの腕前も必要だったりで、逆に、都市伝説レベルでペナルティを恐れる程度の知識の人では、逆にペナルティを食うような手法はとれません。
そして、断言してもいいですが、ほとんど知識のない素人がちょっと何かしたくらいでは、現代の超絶高度化した検索エンジンのロジックではびくともしないですし、ましてやペナルティなど課しません。Googleとしてもそんな多少の策に対してペナルティを課す無駄よりも、単に無駄な施策は無視するだけの方がお互いに効率がよいことはわかっているからです。

そして、それでもまだ検索等していますと、古いロジックの時代の文献や豆知識などを掘り出してしまったせいで、まだまだ自分のサイトに色々触れることを恐れる方もいらっしゃるようですが、サイト管理者にしかできないような施策以外では、はっきり言って、何かした結果を無効化されることはあっても、ペナルティなどはありえません。

これは論理的に考えれば明らかなもので、例えば有料のリンクサービスでリンクを買うことや自演リンクは禁止されているから、ちょっとブログで自分のサイトを宣伝するのもためらう、なんて事例で考えますと、Googleから禁止事項と判断されるのは、例えばリンク無限増加サービスなどを謳っていて、サイト内に特定のタグを貼ると、そこに他人のサイトへのリンクが表示され、また、別のサイトでは、自分のサイトが宣伝してもらえる、こんなサービスも世にはありますが、こういったサービスの利用は、明らかにサイト保有者にしかできないことですので、Googleもそう判断して、通常はリンクの宣伝効果を無効化、あまりに悪質ですとペナルティを課します。
ですので、この手のサイトの中身でGoogleのガイドライン、プライバシーポリシーなどを破りにかかるのはやめましょう。

他の、例えば外部リンクのもらい過ぎ、などは正直言って気にしなくてよいです。
一時期はまことしやかに、アダルトサイトから大量にリンクを張ると順位が落ちる、とか、非合法サイトからのリンクはー、とか、中古ドメインで、過去にペナルティをくらったサイトからのリンクをもらうとペナルティがー、とか、そんな説がささやかれていた時代もありますが、今はまったくそんなの気にせず、無視していいです。

現代の検索エンジンは優秀です。
不審なリンク、非合法サイトのリンク、など、単に無視したりするだけで、いちいちそんなのでマイナス判断したりはしません。
理由は簡単で、悪いサイトからのリンクをもらうと検索順位が下がる、ペナルティを受ける、なんて単純な仕組みでしたら、各商売をする会社のサイトなどは競合するライバル会社のサイトに対して、ただひたすら悪いサイトからのリンクをつけてやればいいことになります。
当たり前ですが、それで他社のサイトの順位が落ちるわけはないわけで、数年前までは確かに若干のマイナス効果がありましたので、サーチコンソール上で、被リンクの否認機能なんかもありましたが、今ではgoogleも賢くなり、上記のような理由で、いちいち被害者側がリンク否認なんてするのも無駄だし、理不尽だって気づいて、そんなことをしなくても、
単に悪いリンクはカウントしない、ただ単純にそうしています。

リンクやブラックハットに関して、色々不安を煽る文献などもありますが、シンプルに上記の理由で、誰でもできる施策で順位が落ちる、なんてことはありえません(そんなことができるんでしたらみんなとっくにライバル会社の落とし合い地獄になっていますよw)。

それでもペナルティやマイナス効果を及ぼすのは、あくまでサイト管理者でしか手を入れることのできない部分にガイドライン違反があった場合のみです。

こうちゃん

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